【レビュー】スペシャル体験版!JUDGE EYES 死神の遺言

【レビュー】スペシャル体験版!JUDGE EYES 死神の遺言

JUDGE EYES 死神の遺言 スペシャル体験版【2018年】

JUDGEEYES(以下ジャッジアイズ)死神の遺言 は龍が如くスタジオ開発、セガから発売されたリーガルサスペンスアクションです。今回の体験版は1章まるまるプレイできる、大変太っ腹な体験版となっております。本作はCREO D17歳以上対象です。

まずは動画を見てみましょう。

今回は体験版レビューであり、あくまで1章までのレビュー、感想になります。予めご了承ください。

 

龍が如くを踏襲したシステム

ゲームをよくやる人で知らないという人は少ないと思いますが、龍が如くはアクションアドベンチャーゲームです。ジャッジアイズはその龍が如くに探偵要素が加わったものと思っていただければ。まさにそれです。良く言えば龍が如くのファンには親しみやすく、それに新要素が加わっていると言えるが、悪く言えば龍が如くに新要素が加わっただけのタイトルとも言えます。一応新規IPとして発表されていますが、個人的には”これは…新規IP…でいいのかな?”と思いました。少なくとも“探偵ものとしてやりたいのであって、別に戦闘とかしたくない””という人には向いてないです。

シームレスに戦闘に移行。

 

成長要素。

スマホを使ってセーブとか、スキルアップを行うなど、全部をスマホに集約されています。カメラも勿論使えます。サムネイルのような自撮りもできます。キムタクで自撮りできるってすごい…。龍が如く6ではXperiaが使われていましたが、今回は決まった機種なんでしょうか?ゲーム内に広告はありました。それにしても、GOWやスパイダーマンなど自撮り出来るものが普通になってきた気がしますね。

七福通り東 ←スマホで撮るとどこで撮ったかも記録されます。面白い。写ろうとする人もいれば顔を隠す人もいて、また面白い。

龍が如く同様、ミニゲームも沢山あります。クラブセガでバーチャファイターが遊べたり、ダーツだったり、バッティングセンターだったり。今回はさらに増えてVRすごろく、ドローンなどでも遊べます。キャバクラは無いようです。それでも本編以外でやることいっぱいありますね。

カスタマイズまで出来る…!

探偵要素

本作の特徴として探偵として活動する調査アクションがあります。その中には怪しい人物や証拠などを集めるなど調べるときにサーチモード、尾行や証拠提示など多岐にわたります。サーチモードや証拠提示に関しては、それぞれ逆転裁判やダンガンロンパのような操作をイメージしていただければ。怪しい所にカーソルを置き、○ボタンを押すだけの操作で難しい操作はありません。余談ですが、サーチモードは正解のものを見つけるより、猫を探すほうが難しいです。

調査アクションの一つ、チェイスはタイミング良くボタンを操作しなければならない所謂QTE(クイックタイムイベント)になっています。QTEが嫌いな人はマイナスに感じるでしょうが、失敗してもそこまでのミスにはならないので、あまり気にしなくてもいいと思います。今回は体験版であり、序盤の感想なのでストーリーを進めるにつれ難しくなるかもしれませんが、新規タイトルなので新規ユーザーのためにもゲーム全編でそこまで難しくなっているとも思えません。トロコンはわかりませんが、ゲームに関してクリアできるかな…等の心配はいらないでしょう。

鍵開けの一つ、サムターン回し。

買いなのかどうか

私の率直な感想は”面白かった“です。基本は間違いなく龍が如くです。なので龍が如くが好きな人買いでしょう。”もう龍が如くに飽きてしまった”という人でもストーリーやキャラクターが一新されたと思えば楽しめるかもしれません。良くも悪くもシステムがほぼ同じわけですから。キムタクが好きな人は戦闘がある、多少暴力的な内容があることを許容できれば買いです。

逆に龍が如くが好きじゃない人戦闘したくない人暴力的な内容が嫌な人にはオススメできません。

難易度ノーマルでやる限り、ピッキングなどのミニゲームなども体験版内では簡単、戦闘もそこまで難しくないので、普段ゲームをやらない人にもオススメできます。このゲームの最大の魅力はやはり木村拓哉を操作して遊べるということだと思います。国民的アイドルであり俳優でもある、あのキムタクを起用してしまう、いや起用できるセガに”すごい…!名越監督流石…!”と思いました。キムタクですよ?凄くないですか?一応私は世代だと思うので発表時は結構驚きましたし、ちょっと興奮しました。ちょっとね。この芸能人としての素晴らしいキャリアがあるからこそ、ゲームの主演というトピックに対して今までになく話題になったのだと思います。

滝藤賢一さんもかっこいい…。(体験版では出てきません。)

ゲーマー以外の層にも間違いなくアピールできているでしょう。発表も発売の3ヶ月前で、事前にリークもなく理想のサプライズ発表だったと感じました。脚本も龍0で評判の良かった古田剛志氏を起用したこともあり、ストーリー面も期待できます。実際体験版までの内容は先が気になるものでした。ただやはり、神室町という舞台、東城会など龍が如くの素材を多く使いまわしていることで”これ…完全新作ゲームかな?“と思う人も多いと思います。個人的には世界観を共有した別の人々の物語みたいなものは大好きです。名越さんは”龍が如くのキャラクターは登場しない”と言い切っているのでストーリーのつながりはなく、全くのパラレルワールドなのかもしれません。それだと私はちょっと残念に思いますね。せっかくここまで世界観一緒で、どうせなら繋がっててほしいです。

今回の体験版は本当に大ボリューム(プレイ中、何度も”まだ遊べるの?”と思いました。)で、かなり満足感のあるもの且つ続きが気になるものでした。ついに発売を迎えたジャッジアイズ。気になる方、PS4を既にお持ちの方は体験版を実際にプレイしてみてください。

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